小さな頃から「なんでそうなるの?」という質問をよく発していた子は、この力が育ちやすいのは言うまでもありません。しかしここで重要なのは、「なんで?」と聞いたとき、簡単に「それはね……」と教えてくれるような親ではないということ。私は子どもが「なぜ?」と聞いてきたときに、筒単に「それはね……」と教えるべきではないと考えています。子どもの学力向上を目指す親なら「なんてだろう。調べて見よう」が正解。これは大きくなっても同じことです。小さな頃と比べて、親に「なんでそうなるの?」と聞く機会は少なくなっているかもしれませんが、それでもたまには「なぜ?」と聞いてくることはあるはずです。その機を逃さず「調べてごらん」と問いかけてみましょう。
動物性よりも植物性を好み、素材が本来持っている力を生かしたいという発想は、食の分野にも共通する。自然志向は化粧品の分野でふって湧いたように出現したのではなくごライフスタイル全般を通して生まれてくる。そう考えれば、DHCやファンケル、アスカなど、「ナチュラル」をうたうブランドの大半がサプリメントや健康食品など食の分野に積極果敢に進出していることにも合点が行く。過度に膨れ上がった自然志向が、科学的な根拠のないセールストークの暴走を許してしまうのも、食と化粧品に共通する現象だ。自然派化粧品を扱うメーカーの中には、「いま肌や体にトラブルが生じているのは好転反応(身体が良くなる前の一時的な過剰反応)が起きているからで、もう少しがんばって使用を続けて下さい」とユーザーに勧めるケースが見られる。「好転反応」は医学用語ですらなく、まっとうな医者なら「すぐに使用をやめなさい」と言うはずだ。
無宗教葬(自由葬)、お別れ会の形式は自由である。とはいっても、最近では葬儀社も無宗教葬用のメニューを用意している。たとえば祭壇であるが、生花祭壇が多い。生花をふんだんに用いるものから、アクリル製の洒落た枠組みに生花をアレンジして飾るもの、あるいは祭壇なしで柩のまわりに生花を配するもの、遺骨になった後のお別れ会であれば、遺骨のまわりに生花を配する、といったものまである。前項で述べたメモリアルコーナーは、多くの場合で設けられている。進行については、無宗教葬の場合、?音楽、?開式の言葉、?故人の思い出(スライドやビデオで生涯を思い起こす)、?献奏(CDを流す、ピアノやバイオリンの生演奏等)、?お別れの言葉、?献花(この間音楽を流す)、?遺族代表挨拶、?出棺、というのが一つの例である。音楽がたくさん使われるので、遺族としてはどれが故人らしいか、どの音楽を流したいか選曲する。最近では、葬儀社も無宗教葬の進行パターン、故人に合わせた選曲プランをもっているので相談するとよい。